テンプレート11の特徴と解説 ランディングページ
上のランディングページのひな形に「BEAFの法則」を重ねると、次のようになる。
ランディング( landing )は右の写真のとおり「着陸」「着地」などを意味する単語である。
このことから、Googleアナリスティックでも用語として使われているように、検索結果やインターネット広告をクリックして一番最初にたどり着くWebページの意味となる。
「ランディングページ」とは
一番最初にたどり着く(ランディングする)Webページのこと
「セールスレター型のWebページ」とは
成約率・コンバージョン率を上げることを意識したセールスレターの形式をとるWebページのこと
日本国内では、ここ数年、Googleアナリスティックの用語の使い方や英米標準と異なり、ランディングページの意味を「セールスレター型のWebページ」として、あるいは、縦長の「セールスレター型のWebページ」として、勘違いして利用されている場合が大変多く見受けられる。
「セールスレター型のWebページ」も「ランディングページ」の一つになり得るが、だからといって、「ランディングページ」が「セールスレター型のWebページ」だ、とは、ならないことは当然のことだ。
おそらく、「セールスレター型のWebページ」を言い表す良い言葉がなかったから代用され始めたのであろう。
いずれにしても、Web上で成功するにはランディングページを制する必要がある。
そこで、このページでは、「セールスレター型のWebページ」も視野に入れながら、「ランディングページの外せない最新14の法則」として、下のとおり米英流の最新標準型をモデルをもとに、徹底解説を行った。
1902年、アメリカのミシガン大学の論文で「marketing」という言葉が使われている記録があるとおり、マーケティングという考え方を生んだ国はアメリカだ。その流れは現在も続き、Webマーケティングの世界でも(米国はGoogle本社を有することから理解できるように)世界の先頭を走っている。
その米国では、Crick Bank などの膨大なマーケット情報をもとに統計データを作成し、ランディングページの構成方法や「セールスレター型のWebページ」の構成方法の研究が行われ、現在ではその構成内容が固まりつつある。ぜひ、あなたもこの構成方法を身につけて欲しい。
身につける時間がないほど忙しい人には、上記統計データなどを元に米国トップWebマーケッターが作った、文言を埋め込むだけのテンプレートを使うのもひとつの手だ。Web Marketing Clubでは、これらのテンプレートを用意している。
■ 解説(わずか14の鉄則)
①について:ヘッドライン
この内容は、基本的に、検索結果に記事タイトル(ページタイトル)として表示されるものと同じものであった方が、訪問者は安心する。同じく、ネット広告に使用される文言と似ていた方が、訪問者は安心する。
この記事タイトルは、最も重要で、冒頭に検索キーワードを含め(Googleの検索結果の表示文字数から)34文字以内、できれば(はてなBookmarkの表示文字数から)32文字以内で表す。
キャッチコピーとも呼ばれる部分で、この出来次第でネットユーザーのクリック率は大幅に変わる。(近年の特徴はこのタイトルに具体的な数字を入れるとクリック率が大幅に上がる傾向がある。
上のBEAFの法則で言えば一つ目の「B」Benefit(利益や結果)を踏まえて、効果的な検索キーワードを冒頭に配置し、つい次の記事内容を読みたくなるような魅力的なタイトルである必要がある。
この点について、さらに詳しく説明すると、(DLモデルで言えば)Benefit(利益や利益)の他に、Future(将来像)やEasy(簡単、時短)を意識したタイトルをつけると、クリック率が大幅に改善する。
いずれにしても、ヘッドライン(記事タイトル、ページタイトル)はWebページを作成するうえで、最も、集中して決定すべき大切な部分だ。
どうしても良いタイトルが思いつかないという人は、次のようなサイトを利用するのも一つの手だ。
ブログのエントリのタイトルを考えるのが苦手な人のための ホッテントリメーカー
どのようなタイトルの記事が注目されているかがわかる 注目のみんなのランキング
②について:サブ・ヘッドライン
①のタイトルで関心をもった訪問者がサイトを訪れ、意識して読み始める最初の部分である。
注する点は、①のタイトルと次の③との橋渡しをする内容で、簡潔明瞭な文言を用意し、次を読み進めたいと思わせる内容であることが必要である。
③について:コンテンツの本文
このページで最も伝えたいことを書く部分である。
このことに加えて、BEAFの法則で言えば2つ目の「E」Evidence(証拠、実証)、DLモデルで言えばEvidence(証拠、実証)・Profile(警戒心を取り除くための簡単な自己紹介)・Advantage(優位性)を踏まえて、③の記事や⑧の画像・動画(サブネイル画像を利用した動画)を用意する必要がある。
注意する点は、ここに誤字脱字や文章としておかしな内容があると、訪問者のサイトに対する(お店に対する)信頼性が、著しく下がることが分かっている。
記事を書いた後、数時間して、もしくは翌日、必ず読み直そう!
そして、誤字脱字を防いだり読みやすい文章になるように次のようなサイトを利用しよう!
誤字脱字など有無についてチェックしたい人のための 日本語のタイポ/変換ミス/誤字脱字エラーをチェック
書いた文章が読みやすいか否かを調べたい人のための 日本語テキストの難易度推定 (リンク先のページ上部にあるリンクをクリック)
④について:信頼性・権威付け・利用者の声
おそらく、あなたもそうであるように、訪問者は信頼性に関しネット上では現実の世界より慎重になる。
そのため、訪問者の信頼を得られるような画像と記事が必要となる。
例えば、公的機関からの証明書、受賞歴、その分野の専門家からの写真付きのコメント、有名スポーツ選手や有名人から写真付きで推薦の言葉、利用者からの写真付きのコメントなどである。
BEAFの法則で言えば3つ目の「A」Authority(権威付け)、DLモデルで言えばAuthority(権威付け)・User Voice(利用者の声)の部分に該当する部分である。
⑤について:行動喚起(コール・トゥ・アクション)
記事を読んだ訪問者に対し、次に何をすれば良いかを明確に示す必要がある。DO IT NOW!(今すぐ始めよう!)と行動喚起をする。
例えば、FireFoxがこの行動喚起(コール・トゥ・アクション)の文言を「Try Firefox 3」から、「今すぐ無料ダウンロード」(Download Now – Free)に変更したら、コンバージョン率(ここではクリック率)が3.6%も上昇し改善した。その結果、キャンペーン・テスト期間で500以上のダウンロードを記録した。
DLモデルで言えば、Call-to-Action(行動)に該当する部分である。
Web Marketing Club では、このコール・トゥ・アクションを簡単に設置・計測・分析できる実践的なツールを数多く用意している。
⑥について:行動喚起(コール・トゥ・アクション)のためのボタン
クリックしてもらうボタンはページで一番目だっている必要がある。
また、ボタンには行動を促すために最も効果的なキーワードを目立つように記載する必要がある。
例えば、(あなたの商品やサービスにもよるが)「無料」(free)、「新!」(new)、「購入する」(buy)、「今すぐダウンロード」(download now)などを試し、最も効果的なキーワードを見つけよう!
行動喚起(コール・トゥ・アクション)の文言(⑤)のすぐ横か、下に、行動喚起(コール・トゥ・アクション)のためのボタンを配置する必要がある。
このボタンは、大きく、明るくものであるべきだ。オレンジや黄色のボタンは訪問者の目につきやすい。
⑦について:リンクは最小限に!
他のページへのリンクは最小限にすべきだ。
なぜなら、他のページへのリンクは、訪問者の興味を逸らし、コンバージョン率(成約率)を著しく低下させる要因となるからだ。
あなたのランディングページの本来の目的は、サイト内の各ページにおいて、訪問者を周遊させることではないはずだ。
もしそうであるのなら、他のページへのリンクは必要最低限にすべきだ。
もちろん、一般的なホームページやブログではリンクを数多く配置する意味がある。
だが、ランディングページに明確な目的があるのなら、他のページへのリンクは必要最低限にし、シンプルな構成にすべきだ。
できれば、サイドバーがない1カラムのWebページを用意したい。
⑧について:画像や動画のサムネイル画像
ヘッドラインやサブ・ヘッドラインのコピーに関連し、これらを引き立たせるような画像や動画のサムネイル画像を使う。
熱意に溢れるスピーチ動画や利用者の感想動画は信頼感を与え、そして、商品の画像は読者にポジティブな影響を与える。また、訪問者に先を読み進めてもらう効果があり、買い物客には購入を促す効果がある。
⑨について:スクロールしなくても見れるサイズ
検証を重ねた世界標準のランディングページは、訪問者がスクロールしなくても見れるサイズだ。
また、申し込みのボタンは、すぐに分かるところに配置しよう。訪問者が探さなければならないような場所に配置することは避けるべきだ。
縦長の「セールスレター型のWebページ」には明確な目的と高い効果がある。
だが、以下で説明するように「ランディングページ」と「セールスレター型のWebページ」は同じものではない。
この点が、日本では混同されている。
⑩について:PDCA cycle、plan-do-check-act cycle
常にテストをして最適化するようにしよう。
ランディングページに明確な目的を持たせ、その目的を達成するように(コンバージョン率があがるように)常にテストし最適化を図ろう。
(Googleアナリスティックを利用して)A/bテストを行ったり、ヘッドラインのコピー文言を変えたり、コール・トゥ・アクションを変更したりして、訪問者が最も申し込みたくなるような形を見つけよう。
A/bテストの行う場合には、長期的に捉えると、デザインも文言もまったく異なる2つのランディングページで実施する方が効率的だ。
また、あなたが属する業界でWeb上で大きく成功している会社がある場合には、著作権に気を付けながらその会社のWebサイトを真似して作ったものを、A/bテストのAにするという手法は効率的だ。
手前味噌になるが、Web Marketing Club の マーケティング・オートメーション・システム Web de Closing(R) WP Revolution なら他に類を見ないほど格安で A/bテストのツール、ヒートマップ、スクロールマップ、自動モニタリング・システムなどの分析ツールを利用できる。やはり客観的なデータはWebサイトの改善には欠かせない。
⑪について:BEAFの法則の「F」Feature(様々な特徴)や補足的な説明
ヘッドライン(記事タイトル)で打ち出した商品・サービスについての「BEAFの法則」の「B」Benefit(利益・結果)以外で、商品・サービスについてのアピールポイントを打ち出したい場合に、ここで訴求する。
訴求ポイントは3つに絞ると効果的だ。
数が多い場合には、大きくカテゴリーに分けてわかりやすく訴求する。
オファーに対する特別な特典内容がある場合にも、ここに記載する。
また、不可欠な限定性・希少性に関する内容について、③のコンテンツ本文に記載していない場合や再度強調したい場合に、ここに記載する。
その他、キャンペーン情報など、補足的な情報がある場合にもここに記載する。
⑫について:BEAFの法則の「A」Authority(権威付け)や「F」Feel easy
BEAFの法則の本質は「信用」「信頼」を得るところにある。
BEAFの法則の「A」Authority(権威付け)として、専門家や著名人の写真付きのコメントや証明書・認定書などは、ここに掲載しよう。
専門家や著名人のコメントが得られない場合には、その代用として「F」Feel easy(安心:利用者の声)をここに掲載しよう。
事業を立ち上げたばかりで、「利用者の声」も得られない場合には、社長や代表者の熱いコメントを写真付きで掲載する方法もある。
⑬について:✔SECUREマークのシール
SSLサーバ証明書や各セキュアマークはここに貼り付けよう。
SSLサーバ証明書や各セキュアマークがあると確実にユーザーは安心する。
その結果、クリック率もアップする。
SSLサーバ証明書や各セキュアマークが用意できる場合には、積極的に活用しよう。
⑭について:E-mail(自動返信メールからステップメール)
ユーザー(訪問者)が登録・申込・購入をしてくれたら、まず自動返信メールで連絡をとろう。
WordPressを利用している場合や、レンタルサーバーを利用している場合などは、自動返信メールの設定が簡単だ。
まだ、自動返信メールを利用していない場合には、早目に利用しよう。
自動返信メールにとどまらず、自動ステップメールを利用することも重要だ。
「ランディングページ」と「セールスレター型のWebページ」は
同じ意味であろうか?
いや、それぞれ目的が違う。
Googleアナリスティックで「ランディング ページ」との文言が使用されているが、この「ランディング ページ」の意味が「セールスレター型のWebページ」ではないことは明らかだ。
また、下の画像(NICELANDINGPAGE.com)は世界的に有名なランディングページの専門サイトであるが、世界標準のランディングページも「セールスレター型のWebページ」でないことは、明らかだ。
確かに、「ランディングページ」として「セールスレター型のWebページ」を利用する場合があるが、だからと言って「ランディングページ」と「セールスレター型のWebページ」が同じものだとはならない。
日本国内ではここ数年、「ランディングページ」を「セールスレター型のWebページ」の意味として、誤って使っているサイトを頻繁に目にするようになった。
では、ランディングページとは?
ユーザーが検索エンジンの検索結果やインターネット広告をクリックし、最初に訪れるWebページのことだ。
ランディング(Landing)が「着地すること」という意味から使われるようになった用語だ。
では、なぜ、ランディングページが重要なのか?
検索キーワードやその組み合わせ、または各種のインターネット広告など、サイトへの入口が異なれば、サイトへ訪れるユーザーの目的や動機は異なる場合がほとんどである。
目的や動機は異なる訪問者に対し、同じサイトを用意していたら、訪問者はひと目見ただけで「目的のサイトではない」と判断し、すぐに立ち去ってりまう。
せっかくSEOに多額の費用をかけても、またはリスティング広告に多額の費用を投じても、無駄になる場合が多過ぎることになってしまう。
また、Webページの平均滞在時間が短くなり、SEO的にも良くない現象が生じることにつながる。
そこで生まれてきたのが「Landing Page Optimization」( ランディングページの最適化 LPO )という考え方だ。
この「ランディングページの最適化」という考え方のもと、世界的に有名なランディングページの専門会社が多くの検証を重ねた結果、現在では上の構成が平均的に良いランディングページの構成だとしている。
実際、人間の習性や心理学の観点からも、上の構成が優れていると理解できる。
ただし、知名度が高い大手企業のランディングページもしくは知名度が既に高い商品のランディングページと、知名度が低い企業や個人事業主が運営するランディングページでは、当然、構成内容とボリュームに違いが出てくることも考慮する必要がありそうだ。
こちらから お好みのタイプへどうぞ Googleが好むビジネスコンテンツ(文章部分)や学生さんのコンテンツ作りをテキパキと
■ 以下は各テンプレートへのリンクとその解説への内部リンク
まずは解説を読んでから効率的に!
▶ テンプレート1
PREP法 米国流論理的文章構成「①導入結論②理由③具体例④最終結論」
▶ テンプレート1の解説
▶ テンプレート2
時系列の記事・まとめ記事・リスト記事用(広告業界で一般的な型)
▶ テンプレート2の解説
▶ テンプレート3
論理的構成 読み手を納得させ 最もよく利用される AとBの比較型
▶ テンプレート3の解説
▶ テンプレート4
論理的構成 AブロックとBブロックの対比型
▶ テンプレート4の解説
▶ テンプレート5
論理的構成 A・B・C 3つ以上の比較型
▶ テンプレート5の解説
▶ テンプレート6
セールスレターの書き方 | Web版基本テンプレート No.6 BEAFの法則1
▶ テンプレート6の解説
▶ テンプレート7
セールスレターの書き方 | Web版基本テンプレート No.7 BEAFの法則2
▶ テンプレート7の解説
▶ テンプレート8
セールスレター・テンプレート プレミアム(ランディングページ用)
▶ テンプレート8の解説(準備中)
▶ テンプレート9
起承転結型(漢詩で採用されて以来、1000年以上も利用される定番)
▶ テンプレート9の解説
▶ テンプレート11
世界標準 ランディングページ・フォーメーション文章作成テンプレート
▶ テンプレート11の解説
▶ テンプレート12
大学生用レポート・テンプレート(準備中)
ランディングページとは | 英米流最新10の鉄則 | SEO対策+α
上で説明したとおり、検索結果やインターネット広告をクリックして、一番最初にたどり着くWebページのことだ。
ランディングページは、縦長のセールスレター型のWebページのことではない。
この「縦長のセールスレター型のWebページ」がランディングページの一つとして利用されているため、混同しているサイトをよく目にするようになった。
LPOとは | 知らないと損する10の鉄則 | SEO対策+α
Webマーケティングで用いる用語「LPO」とは、「Landing Page Optimization」の略で、 「ランディングページの最適化」という意味だ。
SEO(検索エンジン最適化)によってアクセスが増えても、また、インターネット広告を出してアクセスを増やしても、成約率やコンバージョン率が低いと、SEO対策や広告が無駄になってしまう。
そこで、成約率やコンバージョン率を上げる目的で生まれた考え方が「LPO」だ。
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